どうもこんにちは
1級葬祭ディレクター僧侶はるくんパパです。
前回
続き
終活でお葬式のことを考えるなら葬儀屋さんに事前相談にいくのがいい
お葬儀の事前相談でのポイント
について今回はお伝えします。
お葬式の事前相談ってなると、わざわざ出かけてまで聞いてくるのって面倒くさいですよね。私もそう思います。でもお葬式って地域や葬儀社、葬儀のやりかたによって何十万って金額差があります。インターネットで調べたから大丈夫。近所や親戚からどのくらいかかったか聞いたから大丈夫ではないのです。
いざお葬式しました。でもお金が払えません。こんなお宅も実際にありますし、分割で支払ったり、中には支払いせずにしらばっくれて弁護士が間に入るなんてことも実際にあります。
なのでお葬式でどのくらいお金がかかるのか知っておくことはとても大切です。
私が葬儀社に入社した15年前頃はお葬儀の事前相談なんて月に1件あるかないかぐらいでした。しかし、最近ではほとんど毎日のようにホールへ来館して対面での相談や、電話での相談、メールで見積もりがほしいなど、事前相談がありました。
なので、思い切って葬儀屋さんへ行きましょう!
今や葬儀の事前相談は普通のことです!
※できれば飛び込みでホールへ行くのではなく事前に電話で事前相談に行きたい日時を伝えたほうがいいです。実際に葬儀社って葬儀相談できる社員やスタッフはあまり多くいませんし、ほとんど葬儀担当として動いています。なので急に行っても何となくな相談で終わってしまったり、肝心な金額はまた後日のようになってしまうこともあります。
そして事前相談の前の事前準備として
どんな葬儀にしたいのか
・家族葬でやりたい。
・一日葬がいいと思っている
・直葬(火葬式)にしたい
参列人数はどのくらい呼ぶのか
・家族だけでいいと思う
・伝えないわけにはいかない親戚もいる
・近所の人だけでも呼びたい
・めんどうだから普通に親戚、友達、近所、会社とりあえず断らないようにする
お葬式で使う道具(葬具)は
・普通の人なりに
・華やかに
・質素に必要最低限で
家の菩提寺(決まっているお寺)が
・ある
・ない
・紹介でもお坊さんに拝んでほしい
・そもそも司式者(お寺)などを呼びたくない
実際には予算が
・どの程度までなら出せるか
・納得いくのか
このぐらいは考えてからのほうが相談時間も短くて済みますし、ある程度詳細な見積もりを作ってもらうことができます。
何となく葬儀の相談で…と行くと
会員になってますか?なっていなければ会員になっておいたほうがお得ですよ。
予算は100万はかかりますかね。あ、料理・香典返し・お寺のお布施は別ですよ。
それから遺影写真で使う写真を用意しておきましょう。
実際にこんな感じでの対応でおわります。
せっかく勇気を出して相談に行ったのに!とりあえず写真でも探してみるか。
で実際の葬儀を迎えることになりかねません。
もちろん見積もりをもらうのですから、1社だけじゃなく何社かまわるのもいいと思います。ただ、他とも相見積もりをとっている話はしないほうがいいでしょう。正直葬儀業界は値引き交渉とかはほとんど受けません。
また、葬儀会館などでは土日の友引の日にはホールを開放しての事前相談会や感謝祭のブースとしてお葬儀相談コーナーなどを設けている場合が多いです。個別での相談はちょっと行きにくいなと思う方はこういった機会を利用するのもいいと思います。
もし直接対面での事前相談が嫌だというのであれば
・小さなお葬式
・イオンのお葬式
等ネット葬儀というインターネットで集客しているところのホームページなどを見てみるのもいいかもしれません。電話での事前相談などもできます。
後々きちんと記事にはしていきますが、これらのネット葬儀は定額プランで一般的な葬儀社のプランよりも安く設定されていることが多いです。実際にお葬儀を申しこむとそのプラン内容と金額で提携している地元葬儀社が施行を行うといった流れとなります。
なのでここの会場、ホールで葬儀をやりたいと思うのであればネット葬儀は向いていません。
実際にも〇〇葬儀社は使いたくないからネット葬儀を頼んだら○○葬儀社の打ち合わせ担当者が来た。なんてこともあります。
まとめとして
終活にはお葬儀の事前相談で見積もり(できれば詳細なもの)を何社からもらうことが大切です。実際の葬儀にかかる金額は地域、やりかたでもかなり金額差がでるので事前相談に行く前に事前相談の事前準備をしましょう。
ネット葬儀なども見てみると参考にもなりますよ。
次回は葬儀屋からみた葬儀とは
それでは良い終活のお供となることを
合掌
こんな難しい事でななくてお坊さんの日々の生活や趣味とかそんなことを気軽に覗き見たいな~なんて方は趣味ブログもやってますので、息抜きにこちらもお越しいただけると有難いです。
「生臭坊主の生臭くて何が悪い!」
http://fanblogs.jp/harukunnpapa/
他にもTwitterやInstagramもやっています。以下のリンクからどうぞ
https://linktr.ee/harukunnpapa