1級葬祭ディレクター僧侶の終活のお供

元葬儀担当者にして1級葬祭ディレクター現役僧侶が終活のお手伝いをさせていただきます。

お葬式①

どうもこんにちは

1級葬祭ディレクター僧侶はるくんパパです

自己紹介以外での初投稿は終活でまず思い浮かぶこと

お葬式について書いていきます

私は現在は僧侶、昨年までは地元葬儀社で葬儀担当者の業務を日々こなしておりました。

なので

①一般的な家庭から見た葬儀

②葬儀業界から見た葬儀

③僧侶(宗教者)から見た葬儀

まずは初めにこの3つの視点からの葬儀とはどういうことなのかお伝えしていきます。

(※あくまで個人的な意見です。専門的な知識、研究をしたわけではありませんのでご了承ください。)

 

一般的な家庭から見た葬儀

一般的に葬儀とは

家族や近しい親戚・親類が亡くなる

        ↓

どこかしらの葬儀社へ葬儀の依頼をして打ち合わせ、段取り、必要な物の用意、式進行を頼む。その対価として料金を支払う

        ↓

菩提寺(決まったお寺)があれば通夜・葬儀などの読経と故人への戒名をお願いする。(基本的には仏式での葬儀が多い)そのお礼としてお布施(現金)を包んで渡す

 

以上が一連の流れで何となくやらなくてはならないこととして思っている人も多いと思います。

最近ではお寺などの司式者を呼ばずにやる

自由葬・音楽葬・お別れ会

 

火葬のみで済ませる

直葬・火葬式

 

通夜はやらない

一日葬

 

最近の葬儀のトレンドは

家族葬

 

などの葬儀もあります。

(後々詳しく記事にしていきます)

 

そもそもですが、日本の法律上で人が亡くなったら、やらなくてはならないことは

死亡の事実がわかった時点(死亡診断書の発行)から7日以内に死亡診断書を自治体の役所へ提出して火葬許可証を発行してもらう。

その後予約を取った日時に火葬場へ故人を連れて行き火葬をする。

火葬が済んだら埋葬許可証を受け取る。

以上となります。

死亡の状況により死亡診断書の提出期限や地域や火葬場により手順の違いや、死亡地が海外などになってくるとまた違ってきますが、一般的には最低限法律で決まっているのはたったこれだけです。

 

要は亡くなったら火葬をする

たったこれだけなのです。

ただ、その為に故人様をそのまま火葬場へ連れてはいけないのでが必要

遺骨を家にある箱に入れて持ち帰るわけにはいかないので骨壺が必要

火葬場は霊柩車でないと遺体の乗り入れができないことがほとんどなので霊柩車が必要

そもそも火葬の予約を役所の窓口で取ろうとすると「葬儀屋さんには相談されました?」などと帰される場合がほとんどです。

※病院からの故人様のお迎えは必ず寝台車ではありません。ミニバンなどがあれば個人でも可能です。

その為にすぐに必要なものの用意をしてくれて手続きなどもお任せできる葬儀屋さんへお願いするわけです。

今、この記事を読んでくれている方は

「そのぐらい自分でも調べればできそうだな」

「棺とか骨壺も何やらAmazon楽天でも買えるらしい」

と思うかもしれません。

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実際に買えちゃいます

 

しかし家族を亡くす、身近な人の死というのは思っている以上に頭の中が混乱します。想像以上に何をしたらいいかわからなくなるものです。(専門的にはグリーフ状態といいます)

やはりできれば葬儀屋さんは頼んだほうがいいと私は思います。そのほうが故人様との最後の時間をしっかり取ることができますし、細かな手配や手続き、用意や段取りはすべてお任せできます。金額的には…と思うところもありなすけどね。

その為には葬儀社へ行って葬儀の事前相談

最近ではメールでの見積もりを取ることもできる葬儀社もあります

また、ネット葬儀(小さなお葬式・よりそうのお葬式・イオンのお葬式 等)へ見積もり依頼をしてみるのもいいと思います。

※ネット葬儀についてはまた改めて記事にします。

親戚や近所の人に聞くとかはあまりおすすめしません。葬儀は地域差による風習がかなりあるものですし、状況などのそれぞれで違います。

私も葬儀社勤務中には1000件近い葬儀の担当をしましたが、1件として全く同じ葬儀はありませんでした。

 

長くなりましたが、終活の第一歩は葬儀屋さんで相談してみること

これが大切です。決して元葬儀屋さんだからではないですよ。

 

次回は葬儀屋さんでの相談ってどうしたらいいのか何を聞いたらいいのか記事にしてみます。

それでは良い終活のお供となることを 

合掌

 

こんな難しい事でななくてお坊さんの日々の生活や趣味とかそんなことを気軽に覗き見たいな~なんて方は趣味ブログもやってますので、息抜きにこちらもお越しいただけると有難いです。

「生臭坊主の生臭くて何が悪い!」

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